成功の前奏曲
「成功協奏曲」の前奏は驚くほど長く、かつテンポもアップダウンが激しい。
いつ、本編に入るのだ?と誰もがヤキモキし、演者ですらいつこの前奏が終わり、次がいつどこから始まるのか?をわかってない。
この前奏曲は右手一本、指一本で鍵盤を叩くところからはじまった。
両手で演奏できるようになり、演者が増え、楽器の種類もタレントも揃ってきて、音響さんや照明さんなどの裏方も揃ってきた。
決して、一定リズムではないビートが徐々に整って行く様は成長の過程だ。
そして、この長い前奏曲は、アップテンポかつ規則正しい、まるでギャロップのようなテンポで、その後の本編を大いに期待させるような曲調に仕上がってくる。
とてもとても長い前奏で、聴衆の期待やワクワク感を演出する事ができたと思えば、想定外の成果物だ。
前奏はそろそろ終わり。
そしてそろそろヴァースが始まる。
ここからが盛り上がるところだ。
さぁ、そろそろ、祭りのオープニングがはじまるぞ。
ここからが良いところ。全員で前に進んでいきましょう。
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