安西先生、勉強がしたいです
■基礎体力を付けるべき時の重要さ
「安西先生、勉強がしたいです」と、ココのところ本当に思います。
もともと知識欲求が高い人間だとは言われたことがありますが、40歳になって、今一度、色んなことを基礎からしっかり学び直したいなァと思うことが多々あります。
よく、後輩たちに「勉強しろ」だ「インプットが大事」だ結構口うるさく言うのですが、それって自分に対する後悔の念というか、もっと早くこれに気づいていたら、知っていたらもっと違う視点で対応できたのに、とか、もっと早く、正確にクライアントの課題を解決できたのに、とか思うことが強いからです。
しくじり先生的に言うなら、「おれみたいになるな」という感じでしょうか。
(言われてる後輩からしてみたら、ほんとにいつもうるせーな、と迷惑な話だと思いますがw)
これまで、大して頭を使ってこなかったがゆえに、今になって苦労するのだと思います。
だから、どうしても20-30代の後輩に「いま、ちゃんとやっとけ」って言いたくなるんでしょうね。
■「背水の陣」にならないと勉強しない
別に自分を否定している訳でもないし、今の自分が嫌いなわけでもないのですが、様々な経験をして、多様な仕事のチャンスを任せてもらえるようになったからこそ、あの時にもっと勉強しておけばよかったな、と思うこともあります。
(もちろん、今もその怠惰を取り戻すべく必死に学んでいますよ)
いろいろな経験をしてきた中で、無意識のうちにいわゆる世の中に知られる「フレームワーク」に沿った考え方をしていることもありますが、でもそこにたどり着くまでには相当な回り道をしていて、やっとこさ、失敗に失敗を重ねて、そこにたどり着いた感じです。
結果的には、それはそれで、経験を伴う実学として、より強く、克明に頭のなかに残っていくわけですが、でも、もう少し早く気づければ、色んな人に迷惑もかけなかったろうになと申し訳なくなる時もあります。
これは私の経験からの格言ですが、
「人間は本当に必要だと思わない限り、何を言われても(教わっても)覚えてない」
と思うのです。
健全な危機感や前向きな不安感・不満感を持った時が、人間は一番伸びるときだと思います。
だとすると、私が後輩に取るべき行動は「勉強しろ」というのではなく、「健全な危機感」を感じられるように、たくさんの経験チャンスを与えることなのかもしれません。
■勉強に遅いことはない
まぁ、当然のことですが、、、
「勉強したい」「このままじゃやばいぞ」と思えるということは、それだけ何かを試されているときだと思いますし、理想があるから、現状の自分とのギャップに呆れて「もっと頑張らんなん!」と思うわけで、これはこれでとても幸せなことだと思います。
で、もっと幸せなのは、同じように「前向きに&健全に危機感や不安感を持った仲間同士」で切磋琢磨して、次のレベルを目指していくことだと思っています。
時間は帰ってこないし、私のように歳をとってからでも気づいた時がそのタイミングではあるのですが、まぁ、早く気付ければもっと良かったでしょうね。
というわけで、
変化の早い「広告」や「web」の業界の中で、一生かけて学び続けて、脳を活性化させ続けて、ボケる暇もないくらい、いつも真剣に面白いことを考え続けたい仲間を募集しています。
(むりやりまとめに行きましたが、、)
プロジェクトタネも2年目を迎えるにあたり、大きく変化のアクセルを踏んでいきたいと思います。
写真は、昨日に引き続きオフィスの一角紹介。
金沢のオフィスは近江町市場のすぐ近く。いつでも海鮮丼が食べられます。(食べたこと無いけどw)
あと、「がブリチキン」がほぼ社食状態で、ヘビロテしちゃいそうな場所にあります。
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